大人の矯正(インビザライン)

歯並びやご要望を考慮した大人の矯正

ひと昔前の矯正治療は「小学生から高校生くらいの間に行うもの」という考え方が主流でした。しかし、今では大人になって矯正治療を希望される方も増えています。歯を支える歯槽骨と歯肉が健康な状態であれば、年齢に関係なく治療を行うことが可能です。ただ、大人になって行う矯正は、仕事やライフスタイルの違い、口腔環境の状態なども関係しますし、さまざまな背景を踏まえ、矯正方法や期間など個々にご要望もおありだと思います。
そこで当院では、目立ちにくく痛みが少ない「インビザライン」を導入し、患者さんお一人おひとりの背景に寄り添った治療ができるように心がけています。

当院が行うインビザライン矯正

当院では大人の方と永久歯列が完成したお子さんにはインビザラインによる矯正治療を行っています。
『インビザライン』は従来の金具やワイヤーを使った矯正装置とは違い、薄くて軽い素材でできたマウスピース型の装置を使用します。透明で目立ちにくい装置のため、矯正治療中であることを気づかれることはほとんどありません。
お一人おひとりに合わせた「カスタムメイド矯正歯科装置」により、痛みや違和感が少なく精度の高い治療をご提供いたします。

こんな方におすすめ

目立たず歯並びを良くしたい方

透明で薄い素材でできているため、装着中はほとんど目立たず、従来の金属ワイヤー装置のように「見た目」を気にすることなく治療できます。接客業や人前に出るお仕事をされている方におすすめです。

金属アレルギーの方

インビザラインに使用されている素材は、体に親和性のあるポリウレタンです。金属アレルギーの方はもちろん、発症が心配な方も安心してご使用いただけます。

食事を楽しみたい方

インビザラインは可撤式で、食事の時には取り外します。金属ワイヤー装置のように食べ物が引っかかったり、くっついてしまったりすることを気にすることなく、治療前と同じようにお食事していただけます。

痛みや違和感が少ない矯正治療を行いたい方

最も効率の良い歯の動かし方をコンピューターシミュレーションしてマウスピースを作製し、1回の交換による歯の移動は約0.25mmと、少しずつ動かします。そのため無駄なく、痛み・違和感を最小限に抑えることができます。

口腔内の清潔を保ちたい方

インビザラインは、2週間ごとに次の装置へ交換します。また、取り外して歯磨きすることができ、装置も毎日洗浄できますので、口腔内を清潔に保つことができます。

歯磨きをこれまで通り行いたい方

ワイヤー矯正は凹凸が多く装置が取り外せないため、歯磨きがしにくいという難点があります。しかしインビザラインであれば、装置を取り外して歯磨きできますので、矯正治療を始める前と同じようにストレスなくケアを行っていただけます。

インビザラインのメリット・デメリット

  • メリット

    • 金属を使わない
    • 目立ちにくく、取り外しができる
    • 痛みや違和感が少ない
  • デメリット

    • 定期的に通院していただく必要がある
    • 長時間装着していただく必要がある

未承認機器の使用について

当院では、医薬品医療機器等法(薬機法)において承認されていない医療機器を用いた、マウスピース型矯正装置「インビザラインによる矯正治療」を行っています。以下の事をご理解の上、治療をさせて頂きます。
① 医薬品医療機器等法上の承認:未承認
② 入手経路:個人輸入(医師がアラインテクノロジー社へ個人依頼)
③ 同一成分や性能を有する他の国内承認の医薬品の有無:無し
④ 諸外国における安全性等の情報:FDA認可あり。日本国内では医療機器としての矯正装置に該当しませんが、使われている素材は日本国内で薬事承認されています。

iTeroを使った精度の高い治療を

当院では、インビザライン治療を行うにあたり、デジタル口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)」を用いて口腔内を3D化した画像をもとに診断・治療を行っています。わずか1分ほどでスキャンでき、患者さんのお口の情報をすぐに確認できるため、従来の歯型採りに比べ、処置時間や身体的負担を軽減することができます。さらに、精密なスキャニング技術にもとづいた治療計画を立てることができるため、治療の質も向上します。

iTeroの特徴

精度の高いマウスピースを作製

iTeroで撮影することで立体的に細部まで再現することが可能です。より一人ひとりのお口に合った、精度の高いマウスピースを作成することができます。

矯正後のイメージを可視化

iTeroで撮影したデータは、矯正後のイメージをコンピュータ上に再現できます。矯正治療のゴールをイメージできることで、モチベーションアップにもつながります。

快適に素早い型取りを

iTeroであれば、口を開けている短時間のうちに口腔内を撮影することができます。撮影だけで型どりが完了するため、負担がほとんどなく、特に嘔吐反射が強い方におすすめです。

患者さんにお願いしたいこと

一日の使用時間

インビザラインは1日20時間以上装着することが前提で歯を動かす計画がプログラムされます。そこで基本的に、食事と歯磨きの時間以外は装着したままでお願いしています。
取り外し可能な装置であることはメリットも多いのですが、装着時間が守れない場合、歯が予定通りに目的の位置まで動かないこともあり、思わしくない治療結果になってしまう恐れもあります。
通院回数や治療期間などを短く終えるためにも、患者さん自身のご協力が欠かせない装置です。

飲食に関すること

飲食時には必ず取り外していただきます。
特に歯が脱灰しやすい飲料(砂糖を含む飲み物、炭酸類、果物ジュースなど)は虫歯のリスクが高くなってしまいます。※お水は装着したまま飲んでもかまいません。また、食後は必ず歯磨きをしたあと再装着するようにお願いします。
他にも、熱いものは変形の原因になりますし、色素の濃い飲食物(カレーやミートソース、醤油、ワイン、コーヒーなど)は着色の原因にもなるので注意が必要です。

歯並びを整え、全身の健康を目指しましょう

医療費控徐とは、自分自身やご家族を含め、1年間に支払った医療費の一部を所得税から控徐され、税金の一部が還付される制度です。
歯科医院での治療費(保険診療や自費診療)なども医療費控徐の対象となります。歯科医院以外で受けた治療も含め、配偶者や親族の医療費を10万円以上払った場合に適用されます。 医療費控除額(最高200万円)=(年間医療費支出額ー保険金等で補填される金額)ー(10万円と「所得金額の5%」のいずれか少ない金額)

医療費控徐の対象となる医療費

(1) 納税者が、自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費であること。
(2) その年の1月1日から12月31日までの間に支払った医療費であること(未払いの医療費は、現実に支払った年の医療費控除の対象となります。)

家族の範囲
  • 本人、配偶者、子ども、孫、両親、祖父母、兄弟姉妹などです。
    ※ただし、生計を共にしていた家族に限ります。扶養家族ではない共働きの夫婦も医療費を合計して申告できます。
  • 学生である子どもや田舎の両親に仕送りしている場合も、生計を共にしているので医療費を合計できます。

医療費控除の計算方法

1年間に払った医療費
保険金等などで補填する金額
10万円または所得金額の5%
(どちらか少ない額)
医療費控除額
最大200万円

医療費控除簡易計算

年間医療費の合計(円)必須

※ 金額を半角数字で入力してください

保険金などの金額(円)必須

※ 金額を半角数字で入力してください

その年の所得金額(円)必須

※ 金額を半角数字で入力してください

シミュレーション結果

医療費控除の対象額
所得税の還付金
住民税の還付金
還付金合計

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